1978年、富山県下新川郡朝日町で考案され、子どもから高齢者まで年代を問わず、誰でも参加しやすいように工夫されたスポーツです。
ビーチボールは「ビーチバレー」と混同されるこがよくあります。
しかし、実際はプレーヤーの数も、競技する場所もまったく違うスポーツです。
ビーチボールの最大の特徴は、初心者でもすぐにプレー出来る手軽さと、初心者から上級者までが同時に楽しめる競技です。
<ゲームの基本>
●チーム構成
1チームは監督1名、選手6名以内と決められています。このうち試合に出場できる選手は4名で、残りの2名は交代要員。 選手交代は1セット中3回(3人)まで許されています。
多くの試合は、年齢別で男子と女子の部に分かれて戦いますが、男女混合チームが参戦出来る大会もあります。
●ゲームの進め方
公式の試合の多くは、サイドアウト方式もしくは、ラリーポイント方式が採用されています。
サイドアウト方式の場合、サーブをしたチームが得点出来なかった場合、サーブ権は相手チームに移り(サイドアウト)、相手チームに得点は加算されません。しかし、ラリーポイント方式なら、サーブ権に関係なく、得点が加算されます。
●勝敗の決め方
ゲームは、1セット9点の3セットマッチで、9点を先取したチームがそのセットの勝者となり、どちらかが2セット先取した段階で試合終了となります。
なお、1セット中、両チームのポイントが8点で並んだ場合に限り、その後どちらかが2ポイント勝ち越すまでゲームは続きます。
★ラリーポイント方式の場合は、15点先取したチームがそのセットの勝者となります。
<コートの大きさ>
ビーチボールは体育館で行う室内競技で、コートはバドミントンのダブルスコート(サイドライン1340cm・エンドライ610cm)を利用して行われます。
ただし、ネットの高さは180cmとなります。
<ボールのサイズ>
ビーチボールの公認球は、白と緑の2色に塗り分けられた直径27cm(±1cm)、重さ70g(±2g)のビニール製。
海浜で遊ぶビーチボール同様、使うたびに口から空気を入れてふくらませます。
軽く、柔らかいので突き 指の心配も少なく、空気を抜けば簡単に縮むので持ち運びにも便利です。
【大会の競技区分】
格差をなくすため、大会では競技区分を設定しています。
●男女別
●年齢別
・15歳以上の部
・30歳以上の部
・40歳以上の部
・50歳以上の部
・60歳以上の部
・70歳以上の部
チーム内最低年齢を基準とし、エントリーできる競技区分を判断します。
下のカテゴリーにエントリーすることは可能ですが、上のカテゴリーにエントリーすることはできません。